これまでいた人と今ここにいる人

人類の累積人口が気になって調べた。

 

今まで地球上にどれだけの人がいたのだろう。そんなことがふと頭をよぎったのだ。

 

外で検索キーワードを思いつくと、すぐに調べれないことも多いのでiPhoneのリマインダーに思いついたGoogle検索ワードを入れている。

 

「人類 地球 累積人口」

 

 

そしてこのブログにたどり着いた。

人類の累積人口は? 

http://d.hatena.ne.jp/shavetail1/20140308#

 

ブログによると、現在までの累積人口は500億人、そして現在の世界人口が約73億人(2017年現在)。

 

 

単純計算で、今まで生きていた人は427億人

 

 

こうして見ると、やっぱり昔に生きていた人の方が全然多い。ということ。

当たり前だけども。笑

 

 

普通に毎日生活していると、自分がいつ死ぬとか、昔にどれだけの人々がここに住んでいたのかとか全く意識しない。

今ここに生きている人よりも、死んでいなくなった人の方が圧倒的に多い。そんなことを忘れがちになる。

 

 

 

世界人口推移、人類の平均寿命推移もそのブログに掲載されていた。

 

1:世界人口推移 - World Population

人口が劇的に増えているのはここ最近100年。

時代背景には1750年あたりからの産業革命があり、徐々に人々の暮らしが変わったことがあげられる。

 

上がり続けるチャートを見てると、地球ってあとどれくらいの人間が住めるんだろうと疑問に思うし、多すぎる人口を目の当たりに子どもを作る選択肢も考えさせられる。

 

現在は世界中で人口が1分に137人増加している時代。

赤ちゃんも可愛いけど生まれすぎかもしれない。

 

 

ブログには1年あたりの世界人口の平均増加数も時代ごとに掲載されていた。

“人類誕生期から農業革命期に至る100万年間では、世界全体でわずかに年1人”

地球上で1年に1人しか人口が増加しない状況。例えば地球全体の人口で5000人死んで5001人生まれるなど。
平均寿命も短くてみんなすぐに死んでしまう状況だったのでしょう。もう生き残っていく人は救世主レベルだったんですね。
1分に137人増加する時代と、1年に1人しか増加しない時代。この差はすごい。

 

人間ってよく生き延びて、よくこんなに人口増やしたなと心から思う。

 

2: 人類の平均寿命推移 - World Life Expectancy

500年前だったら、もう死んでる。

そんなツッコミが入りそうなチャートだ。

この図にしたがって行くと、僕らは何歳まで生きれるのだろう。

100歳以上が平均寿命になる日もやってくるのかもしれない。

 

 

以上チャートでした。

 

 

 

そんなことをふいに調べてて色々と思いを巡らせることができた。

周りを見回せば、今はあたりまえのモノやコトが、大昔は人の人生をがらりと変えるほどの革命ばかりだった。

その結果の末端に今僕たちはいる。

 

 

今日触れたすべてのモノやコトが、革命の結果で、あえてこの言葉を使うなら天才たちからの置き土産だ。

 

そんな恵まれた今をもっと楽しみたいと思うし、自分も生きているあいだに僅かでもいいから何かを残したいと思う。

 

 

 

 

1年に1人しか人口増加しない時代から1分に137人が増加する時代。

 

昔の人は僕の歳ではもう死んでいるけど、僕はまだこれからも生き続ける。

 

毎日画像を浴びるように見て、今さら美術館で名画を見てもあまりピンとこない。

 

1日にすれ違う人たちは、昔は一生かけて出会う人数だったんだろう。

 

きっと今僕が立っている場所にも誰かがいたはずだ。

 

 

 

きっと想像力だけがそのことを感謝させる。

 

 

 

 

 

 

目先のものばかり追いかけがちだけど、この地球上に残こされているものにも耳を傾けるべきなんだろう。 

 

427億人の祖先が残した数々のものに。

 

 

 

 

 

 

まだ読んでいる途中だけど、そんな検索ワードがふと出てきたのはこの本のおかげだろう。

長いけどおもしろい。

 

 

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